RUN。

 

戸田恵梨香永野芽郁W主演の「母性」が話題ですが、洋画にも母と娘の関係性をテーマにした映画があります。

 

RUN」です。

母性はまだ観ていないですが、RUNも結構ヤバいですよ!

 

主人公は、足の不自由な女の子 クロエー。

学校へは通っていませんが、母親ダイアンが先生となり、大学への進学を夢見ています。

進学が出来たら、独り立ちをして、ダイアンの元からは旅立つ計画です。

ダイアンも、クロエの夢を応援しているのですが・・・。

 

という内容です。

はじまりは、母ダイアンがいつも娘の味方で、素晴らしい母娘関係だな!という感じなのですが、徐々に雲行きが怪しくなる感じなのです。

 

 

 

以下ネタバレ注意!

クロエは足が不自由なだけではなく、様々な疾患を複数もっているため、多種類の薬を毎日服用する必要があります。

 

そんな中、ダイアンから新しい薬として、緑のカプセルを飲むようにと言われます。

この薬が、母のために処方された薬であることを知っていたクロエは、不審に思うのです。

(母がいない間に、チョコレートを盗む時に気づきます。)

その事をクロエが尋ねても、ダイアンは貴方の薬であるとの一点張り。

 

不審に思ったクロエは、その薬について調べることにします。

ですが、クロエはスマホを持っていません。

家にパソコンはありますが、ダイアンがいる間しか使用することができないのです。

 

母に気づかれないように調べるため、夜中に部屋の1階にあるパソコンで調べようとします。

ですが、パソコンはインターネットに接続されておらず、その奥の暗闇でダイアンがクロエを見つめているのでした。

結末は、スカッとしたと言う人もいますが、私は非常に悲しかったです。

奪われた道は、戻ってこないからなー。

でも、クロエがあの最後をしなければ、私はもっとこの映画が好きだったように思います。

最後も結局同じことをして、クロエはダイアンと同じになってしまいました。

 

ジョーカーとハーヴィーみたいにね!

ジョーカーとバットマンでなければ、美しくないなと思いました。

 

まあ、人間そんなに強くないんだけどね。

でも、めっちゃ面白いです。

この映画!

 

ばいばい!