あのこは貴族。

 

DVDで観ました。

 

友達にすすめられて、久しぶりの邦画です。

日本の階層社会がテーマと事前に聞いていたので、恐る恐る観ました(笑)

 

主人公は、華子と美紀という2人の女性。

同じ女性でありながら、2人はそれぞれ別の階層を生きています。

 

いわゆる、華子は名家のお嬢様。

一方、美紀は自力で東京切符を手に入れた努力の人です。

 

映画はそれぞれの人物像にフォーカスしながら、章形式で進んでいきます。

2人が出会うところは、理由が理由だけに、よくあるバトルに展開するのかと思いきや、2人とも非常に冷静で、安心しました。(笑)

 

2人の階層の違いは、所々に散りばめられていますが、1番分かりやすいのはやはり、ホテルのラウンジで落としたティースプーンをどう処理するか、ですね。

 

1番印象に残ったのは、華子が美紀の部屋に来て言う、みんな美紀さんのものだから。です。

自分で選ぶということをしない(できないともいえますが)、華子にとっては美紀の部屋は美しく見えたのだと思います。

 

この主人公2人の良いところって、世間が考える女感がないところだと思います。

なんか、2人ともクールなんですよね。

諦観からくるのか、役割をこなすという責任からくるのか・・・。

 

ギスギスしていないけれど、明確にある階層を美しく表現した映画でした。

邦画は、清水崇監督の村シリーズや、きさらぎ駅みたいなホラーしか観ないので、戻ってこれて良かったです。(笑)

 

もう公開されているのかな?「母性」も観てみようかと思います。

ばいばい!