21g。
人間は死ぬと21gだけ体重が減るー。
大好きな映画「21g」の副題です。
人間は死ぬと何を得て、何を失うのかー。
少し哲学的な内容になっています。
物語は時間軸を交差させながら、3人の人間の目線で進行していきます。
時系列交差系が好きな人には、とてもおすすめ内容です。
最後に3人の主人公の道が重なった時、21gの意味もわかります。
この映画は、明確に好き嫌いが分かれるでしょうね。
私は大好きです。
一緒に観た友人は、「美しくない」といって、ちょっと怒ってました。(笑)
映画には、美しさが必要だという認識で一致している友人なので、言ってることは少しわかります。
でも、3人の主人公の道が重なるところは、結構美しいと思うんだけどなー。
その後の、1つの事象が他者に与える影響の違いみたいなところも、綺麗だと思うんだけどなー。
仄暗い世界観もリアルで、私は美しく感じたんだけれどなー。
美しさの基準が相対的か絶対的かの違いかもしれません。
話はちょっと変わって、占星術のホロスコープの話をしましょう。
美しさを司る星座は、金星です。
その金星を守護星に持つ星座は、牡牛座とてんびん座。
私は金星牡牛座で、友人は金星てんびん座なのです。(笑)
牡牛座は主観的な美、てんびん座は客観的な美を好むといわれています。
私は自分が良いと思ったら、他人が良いと思わなくても満足してしまうところがありますが、友人はそれではダメです。
みんなが良いと思わないといけないのです。
だから、何でも最先端で、センスがパキってます。
「21g」を観たときも、友人は他の映画と比較して美しくないと言っていたと思います。
私は、比較ではなく、作品自体の美しさを読み取ろうとしていました。
同じようで少し違う感性に、いつも刺激をもらっています。
「21g」、私は美しい映画だと思ったので、ぜひ観てみてください。
ナオミ・ワッツの演技、すごいですよ!
それでも人生はつづく!
ばいばい!