ROME。
映画だけではなく、海外ドラマにハマっていた時もあります。
24に始まり、SATC、プリズン・ブレイク、ブレイキング・バッド、アルカトラズ、いっぱいあります。
その中でも1番ハマったのは、「ROME」です。
キャスト・演出・衣装どれを切り取っても、圧巻です。
紀元前のローマを、兵士視点で描いた作品です。
ここが新しい!
古代ローマを題材にした作品って、カエサルかクレオパトラかアントニー視点で物語が進行していくイメージですが、あくまでも兵士(庶民)視点なので、俯瞰で彼らを見られるのが、この作品の醍醐味です。
庶民の生活が、よりリアルに描写されています。
ポンペイウス&カエサル~アントニー~オクタヴィアヌスのそれぞれの時代が描かれていますが、特にカエサル・アントニー2強時代が最高!
あの2人って特別ですよね。
お互いに自分自身をみるような、自分と似ているところを煙たがっているような感じがありつつ、反面信頼もしているみたいな・・・(笑)
カリスマ性とカリスマ性は引き合うのだと、いつも思います。
日本だと、政宗公と景綱みたいな感じ?
ちょっと違うか(笑)
でも、あの2人もカリスマ性で引き合っている感じがします。
カエサルは、今の時代だと独裁者といわれて批判されるのでしょうが、私は好きです。
善だけではなく、悪も内包しているところが、非常に人間的で魅力的にうつるからです。
(イカサマサイコロを作ったのは、カエサルだという一説あり。)
ポンペイウスやブルートゥスでは、あそこまでのローマの発展はなかったように思います。
衣装も素敵で、お金がかかっています。
男性は甲冑と赤マントがとても格好良く、女性も華やかなドレスやジュエリーで、イタリア人が何故おしゃれなのかは、古代ローマから受け継がれているイズムなんだと、何だか納得した経緯があります。
イタリアのおしゃれは、シルエット美ですね!
ROMEは、恋愛要素もあるので、恋愛ドラマとしても観れます。
人間相関図も、わかりやすいほうなので、是非観てみてください!
ばいばい!