【ネタバレ】ザリガニの鳴くところ~レビュー

 

【ネタバレあり注意!】

観てきました。

ザリガニの鳴くところ。

 

めっっっっっっっっっっちゃ面白かったーーーー!!!!!!!

すごかったーーーーーーーーー!!!!!!!!

 

主人公カイアは、自然そのもののような女性でした。

というか生きていく過程で、自然と一体化していったようなニュアンスです。

過酷な状況から自分自身を守るために、自然と一体化するしかなかったともいえます。

 

カイアの置かれた状況は、本当に凄惨でした。

それでも、彼女は前を向いて生きていきます。

何度も何度も裏切れ、傷つけられ、それでもなお、歩みを止めません。

 

美しかったです。カイア。

美しさには、怖ろしさもありますが、どちらも混在している感じがたまらなくすきでした。

まさに自然そのもの!

優しくほほえみかけているかと思えば、突然牙を剥くあの感じ良いです。

 

この映画のポイントは、カイアが歩む道の仄暗さと彼女を取り巻く人々の悪辣さ、自然の優美さのコントラストだと感じました。

 

あとは、カイア対周りの人間ではなく、自然対人間のような構図も魅力の1つです。

 

ラストは分かってはいたけれど、やっぱり衝撃でした。

カマキリとホタルで気づきました。

ああ・・・テイト。

 

悲しい。

これから原作を読みます。

ばいばい!